「ブレイクポイント計算ツール」がリニューアル!
ポケマピの「ブレイクポイント計算ツール」がリニューアルしました!
アップデート内容はこちらです。
- ダメージにチェックを入れた時、バトルの結果がどう変わるかを検証する「バトル比較検証」ボタンを追加
- 特化能力などを自動的に計算できる、個体値の最適化ボタンを追加
- 「すべてチェック」「すべてチェックを外す」ボタンを追加
- 個体値リストで「降順」「昇順」ソートが出来るようになった
- 一覧に個体値を表示するようになった
- リーグ別の人気ポケモンを呼び出せるようになった
- 敵ポケモンの編集時、「上行に追加」ボタンを追加できるようになった。(同種の別個体ポケモンをまとめたい時にご活用頂けます)
- 「与ダメ有効率/被ダメ有効率」を表示出来るようになった
こちらの記事では、ブレイクポイント計算ツールを使って、
を調べる方法について、ご紹介していきます。
特殊厳選での使い方、手順はこちら
は、こちらの記事でご紹介しています。
ブレイクポイント計算ツールの使い方
「ブレイクポイント計算ツール」の詳しい使い方については、ツールページにある「使い方」をご確認ください。
妥協厳選手順
ギャラドス |
【妥協厳選手順】
(2)ポケモンを選択(例:ギャラドス。人気から選択できる)
(3)わざを選択(例:りゅうのいぶき)
(4)状態、最大レベルを選択(例:状態「通常」、最大レベル「40」)
(5)ここまでを設定すると、「総合1位(理想個体値1位)」の個体値が標準で自動選択される。
↓
実際に具体例をご紹介しながら進めていきます。
ブレイクポイント計算ツールに、上記の「例」と同じものを入力し、お手元で同じように進めてみてください。
「総合1位」と比較して手持ち個体との妥協を検討していきます。
対策したい敵ポケモンへの与ダメージ、被ダメージを確認してみる
敵ポケモンは、選択したリーグの総合採用率の高い順(=人気順)に並んでいます。
上部に「総合1位(=理想個体値1位)」や話題になっている特殊厳選の個体値が入力されている状態で、「すべてチェック」のボタンを押します。
そうすると、表示されている敵ポケモンとの
- 与ダメージ値
- 被ダメージ値
のオレンジ色に表示されている箇所のすべてに赤いチェックが入り、「48件ヒット(上記個体と一致)」と表示されます。
手持ち個体値との比較
「すべてチェック」の赤いチェックマークが入った状態で、上部の個体値設定を手持ちポケモンのものに変更します。
今回は、ギャラドスの個体値を「攻撃 15 – 防御 13 -HP 15 」と設定をお願いします。
そうすると、下に表示されているオレンジ色の箇所に「ズレ」が生じます。
気になるズレを「バトル比較検証」する
「自ポケモン」と「敵ポケモン」の間には、「バトル比較検証」という緑色のボタンが表示されています。
このボタンを押すと、「9マス勝敗表」が上下に2枚表示されます。
「自身の個体」がさきほど設定をした「攻撃 15 – 防御 13 -HP 15 」のギャラドス、
「チェック個体1位」が赤いチェックマークが入っているチェック個体中、1位のギャラドス(=総合1位の15-15-15)です。
下側に表示されている表が理想的な対戦結果になります。
下側と比較して、上側に著しい問題箇所が無いかを確認していきます。
対「カビゴン」の被ダメージブレイクが問題になる
カビゴン |
ギャラドスの防御個体値が「2」欠けて「15→13」になったことで、防御個体値13のギャラドスは「カビゴン」の「したでなめる」からの被ダメージが1増えてしまいました。
「バトル比較検証」で対戦結果を確認すると、総合1位のギャラドスは「同条件なら勝てる」(画像下側)結果だったところ、防御個体値13のギャラドスは「同条件の場合は勝てない」(画像上側)というシミュレーション結果になっています。
非常に大きな違いが生まれています。
ギャラドスの防御個体値を15にして、攻撃を「2欠け」に設定してみる
上部のギャラドスの個体値設定を、「攻撃 15 – 防御 13 -HP 15 」から「攻撃 13 – 防御 15 -HP 15 」に変更して検証してみます。
すると、「48件ヒット(上記個体と一致)」となり、ギャラドスの「りゅうのいぶき」は攻撃は13でも15でも、主要なポケモンに対してほとんど最大値のダメージを与えることが可能なことが分かります。
個体値の妥協点について〜マスタープレミア編〜|ここぺりGOさんの解説
マスターリーグのプレミアカップにおける「個体値の妥協点」について、ここぺりGOさん(@GO50471379)が動画で詳細な解説をされています。
「個体値の妥協点」について本当によくわかる、素晴らしい動画なので、ご視聴がまだの方はぜひご覧になってください。
今回の記事の具体例となっている「ギャラドスvsカビゴン対面」については、動画の15分12秒あたりから、ここぺりGOさんの解説をご確認いただけます。
CP制限のあるリーグでの、与ダメージと被ダメージのブレイクについて
ブレイクポイント計算ツールにおいて、「敵ポケモン」の個体値は「総合1位(=理想個体値1位)」に設定されています。
CP制限の無い「マスターリーグ」では、「個体値100%+がんばリボン付き」が攻撃値、防御値ともに最大値になりますが、CP制限のある「スーパーリーグ」や「ハイパーリーグ」などでは攻撃値と防御値は、設定した個体値によって変化します。
「総合1位」の個体値は、防御寄りの個体値であることが多く、「総合1位」の個体値に対して与ダメージをブレイクさせることができた場合、設定した与ダメージの有効率は95%~100%ほどになります。(最大4096通りの個体値を分母とする)
そのため、敵ポケモンの「総合1位」個体値に与ダメージがブレイクしている場合、「ほぼほぼ」ブレイクは有効であると言えます。
対して、「総合1位」の個体値は、攻撃値の低い個体であることが多いため、それにより、設定した被ダメージの有効率は極めて低いものとなります。
そのため、敵ポケモンの「総合1位」個体値からの被ダメージを抑える設定をしたとしても、「ほぼほぼ」無効となる点、ご注意ください。
与ダメージ、被ダメージともに、「敵ポケモンの防御1位に対しての与ダメージブレイク」「敵ポケモンの攻撃1位に対しての被ダメージを抑える」という設定は有効率が100%ですが、それ以外の場合は有効率が変化します。
※敵ポケモンに「攻撃」寄りの個体値を設定する場合、調べたい敵ポケモンの行を増やすと便利です。増やしたいポケモンをタップして、表示される詳細画面の右下にある青いボタン「上行に追加」をタップすると、ポケモンが上行に追加されます。
「総合1位」の個体値と比較して、与ダメージ、被ダメージのブレイクの変化を確認し、「9マス勝敗表」でのバトル比較検証を行うことで「妥協厳選」をする方法は以上です。
まとめ
ブレイクポイント計算ツールで「妥協厳選」する場合の使い方例をご紹介しました。
ぜひ、さまざまな自ポケモンの活躍の可能性の探求に、ブレイクポイント計算ツールをご活用ください。
「総合順位が低い」と強化を見送っているポケモンも、総合順位上位のポケモンと遜色ない強さかもしれません!
「ゲージ技のダメージ」はブレイクが発生している場合がありますし、「相手の個体値、レベル」次第ではブレイクできる/される場合もあります。
「14」「13」などを採用するのはあくまで「妥協」であり、最強は「すべて15(=攻撃15-防御15-HP15の個体値100%)」である点は忘れないようにしましょう。