「値上げ」と「回数制限」に関する
ナイアンティック社の「Pokémon Go VP」である
Ed Wu氏の発言まとめ(※2023年3月31日公開のもの)
※「Eurogamer」は、ビデオゲームに関するニュースやレビューを取り扱うウェブサイト
※Ed Wu氏は、ナイアンティック社のベテラン開発者であり、「Pokémon Go VP」(ポケモンGO ヴァイスプレジデント)の役職に就く人物。
詳細は「Eurogamer」の記事全文でご確認ください( https://www.eurogamer.net/pokemon-go-developer-teases-blockbuster-slate-of-summer-features-as-it-makes-major-remote-raid-changes )
- リモートレイドパスの「値上げ」と「回数制限」は、ゲームの大部分に大きな意味を持つ変更。我々は慎重に考え、多くの可能な代替案を検討しました。
- リモートレイドパスの「値上げ」と「回数制限」の目標は、リモートレイドを『ポケモンGO』の一部として維持しつつ、持続可能な方法で行うことです。
- リモートレイドパスの「値上げ」と「回数制限」は、ゲーム全体の長期的な健全性のため、そして、みんなと一緒に外に出て世界を探検するという私たちの原則のために必要なことなのです。
- 世界は大きく屋外に戻っている中、リモートレイドパスは、私たちが意図しない形で、プレイ体験全体を支配しています。
- リモートレイドパスは、ゲームをプレイするための「近道(=ショートカット)」になっています。(「近道」の意味は後述されます)
- 現在のリモートレイドパスの価格は、プレミアムバトルパスと一致している(共に1枚100ポケコイン)ため、ゲーム経済を歪め、長期的にゲームを維持できない状態にしています。この点に私たちは不均衡を感じています。
- リモートレイドパスと現地レイド用のパスが同じ価格だと、現地で一緒にレイドをするインセンティブがありません。
- かたや、リモートレイドが簡単にできるようになったことで、ナイアンティックが意図したよりもはるかに多くのプレイヤーがレイドを行うようになり、ポケモンの入手やポケモンGOアプリの大詰めの要素である「アメXL」入手のバランスを崩しています。
- リモートレイドパスの「値上げ」と「回数制限」は大きな変化であり、このことに対して強い反応を示す人がいることは承知しています。
- 私たちは、その反応にとても共感しています。しかし、リモートレイドパスの「値上げ」と「回数制限」はゲームの全体的な長期的な健全性のために正しいことであり、今後何年も何年も素晴らしいものであることを確認したいという私たちの願いであると、私たちは本当に考えています。
- ポケモンGOをプレイする人々は多種多様です。一般的に言って、日常的に「回数制限」の影響を受ける人の数は、ゲームをプレイする総人口の比較的小さな部分です。
- ポケモンGOの中央値プレイヤーはおそらく、シンガポールのおばあさんのような人で、毎朝30分から60分の運動と社交の一環としてシニアグループと一緒に散歩をし、友人たちとポケモンを捕まえることに主に焦点を当て、たまにレイドに参加するか、またはまったく参加しません。そんなプレイヤーをポケモンGOの中央値プレイヤーとして、チームとの間で常に話し合っています。
- ポケモンGOに参加するほとんどのプレイヤーは、レイド以外のゲームの多くの部分でポケモンGOの価値を見出していますので、それを念頭に置くことが重要です。しかし、ポケモンGOのゲームバランスと経済は、我々が意図したことを超えて、リモートレイドによって現在支配されています。一部のプレイヤー層にとっては、これは根本的に持続不可能な状況です。
- 日常的に「回数制限」の影響を受けるようなプレイヤーは、プレイヤー人口のごく一部を占めていますが、我々が深く思い入れを持ってケアしているプレイヤー層であり、彼らは多くの年月と多くの注意と楽しみをこのゲームに投資しています。
- 全てのセグメントに対してゲームがバランス良くなるようにすることが重要です。
- 2017年にポケモンGOに「レイドバトル」を導入した当初、レイドボスと遭遇し、撃破するためには友人や家族、同僚を何人か集めて、同じ場所に同じ時間に出かけなければなりませんでした。そして一度撃破したら、もう一度挑戦するためにはグループと一緒に次のジムまで10分、15分、20分を歩かなければなりませんでした。
- 人々が考える価値や目指しているものは「レイドボスと遭遇し、撃破する」というゴールですが、実際にゲームから得られる価値は、「レイドボスと遭遇し、撃破する」というゴールとゴールへの移動(=旅)を含めた「旅全体」となります。リモートレイドパスは、その旅をショートカットする手段です。
- 多くのゲームにはショートカットがありますが、ゲームがショートカットを提供する際には、ショートカットがゲーム全体の価値を歪ませないように、使用回数に制限を課すなどの措置を講じます。
- リモートレイドパスはゲーム全体の経済やバランスにおいて多くのプレイヤーにとって重要な要素であるため、変更については慎重かつ綿密に考える必要がありました。
- なぜ今これらの変更が行われるのか、というと、リモートレイドパスの使用を禁止した現地開催のみの「エピックレイド」で、初登場、または非常にレアなポケモンの登場の展開を通じて、導入にはいくつかの問題があったものの、Nianticのデータによれば、プレイヤーは外に出て参加していることがわかったからです。
- 「エピックレイド」のような、実世界での興味深く新しいゲームプレイの約束を果たすことを確実にするために、「リモートレイドパスの利用者」のデータを見ると、実際にほとんどの人が「エピックレイド」や実世界での体験にも積極的に参加しています。
- 確かに、2017年のレベルには達していません。しかし、私たちにとって励みになるのは、リモートレイドに積極的に参加している人々の中で、実際にリアルな体験にも参加している人の方が圧倒的に多いことです。実際に、リモートレイドのみをプレイして実世界の活動に参加していない人の割合は非常に、非常に、非常に少数であり、時間とともに減少していることを私たちは確認しています。
- 世界は、2021年、2022年、2023年と、年々進化し、変化していると思います。そして、そのような変化を、私たちはプレイヤーに見ていますし、現実の世界に出ていくことに再び関与しようとする彼らの興奮も見ています。
- リモートレイドパスの「値上げ」と「回数制限」を実行したタイミングは、「エピックレイド」のような新機能を発表し、その効果を確認できたからということもあります。また、リモートレイドをやっている人たちも、現実の世界に出て行くことを楽しみにしてくれています。このことは、ゲームの長期的な健全性のために、これが正しいことだという知識と自信を私たちに与えてくれました。
- 我々は、新しいレイドの形態と、我々が一生懸命取り組んでいる新機能の両方について、信じられないほどエキサイティングな内容を準備しています。
- ポケモンGOにとって重要なレベルに達する、夏の超大型機能を用意できると確信しています。その中には、本当に信じられないような新しいレイド体験ができるものもあり、とても楽しみにしています。また、以前の機能のように、一緒に世界を探索する新しい意味のある方法をもたらす他の機能も用意されています。
- 「Campfire」について、現在テスト中の新機能を備えた上で、全世界でまもなくリリースされる予定です。
- 近くのジムのレイドロビーにいる人数を "付近のようす"のレイド一覧に表示する機能の追加も予定されています。
- リモートレイドパスの仕様変更による値上げと回数制限でレイドバトルにおける遠隔レイドの占有率を下げ、現地レイドを活性化させる変化と、新形態のレイドと新機能と「Campfire」の全世界リリースにより、現地でのレイドがより簡単になり、人々の生活の中で再びエキサイティングな部分となります。
「値上げ」と「回数制限」に関する
海外インフルエンサーによる公開書簡を通じた共同声明
(※日本語意訳。日本時間2023年4月4日23時公開のもの)
私たちは、あなたの顧客(Pokémon GOコミュニティ)を代表して、あなたに手紙を書きます。
まず最初に、私たちがPokémon GOを愛していることをお伝えしたいと思います。
GOだけでなく、ポケモンフランチャイズ全般です。
私たちは情熱的で、忠実で、自分たちの考えや懸念を声高に主張しますし、これからもそうでしょう。
私たちはPokémon GOが成功することを望んでいますし、このゲーム(私たちが愛するゲーム)を何年もプレイできるようにしたいと思っています。
しかし、残念ながら、私たちは、全体として、耳に届いていないと感じています。
何度も何度も、私たちの質問には答えられず、私たちの懸念には対処されず、そして最も重要なことは、私たちのニーズが適切に考慮されないということです。
今現在、私たちは特に4月6日(日本時間4月7日午前3時~)のリモートレイドパスのアップデートに言及しています。
私たちはあなたの決定に同意していませんし、私たちの大多数は「リモートレイドのパスを1日5枚に制限する」ことが害になることをあなたに知ってもらいたいと思っています:
- 地域コミュニティの十分なサポートが得られない地方のトレーナー
- 物理的に外に出て遊ぶことができない障がいのあるトレーナーたち
- 現地レイドに参加するために外に出るのが精神的に苦痛な重度の社会不安のあるトレーナー
- 夜勤があり、日中参加できないトレーナー
- 子供、家事、キャリアを管理し、最小限の時間しかない一人親トレーナー
そして何よりも重要なのは、リモートレイドの変更によって、この3年間で固い絆を育んできたトレーナーとのグローバルな交流が制限されることです。
あらゆる形態のトレーナーには、Pokémon GOをプレイして楽しむEQUALでEVERYな権利(=全てにおいて平等な権利)があります。
結局のところ、世界はパンデミック以降、進化しています。
働き、遊び、交流する風景は進化し、変化しました。
トレーナーは現在、自宅で仕事をしています。
新しい仕事と生活のダイナミズムを通じて、豊かな遠隔地のコミュニティが築かれました。
これらのコミュニティは、対面式のコミュニティと同じように存続し、強力なものです。
これらのコミュニティはユニークで、特別で、唯一無二のものです。
そして、私たちは、両方のタイプのコミュニティが同時に繁栄する余地が平等にあることを、心の底から知っています。
(1/2)
「値上げ」と「回数制限」に関する
海外インフルエンサーによる公開書簡を通じた共同声明
(※日本語意訳。日本時間2023年4月4日23時公開のもの)
報酬の例:
- 「ふしぎなアメXL」の獲得保証
- 現地レイドで初回交流となったフレンドとのキラフレンド確率アップ
- ふかそうち、ほしのかけらなどのプレミアムアイテムを現地レイドから提供する
現地レイドにインセンティブを与えつつも、過去3年以上にわたってグローバルに築いてきたものを奪ったり浪費したりしないこと。
遠隔レイドがなければ、世界中のPokémon GOフレンドと会うためにライブイベントに参加する機会は、これほど魅力的でエキサイティングで強固なものにはならないでしょう。
私たちは、グローバルコミュニティとして、リモートレイドの問題がここまで来ることを望んでいませんでしたが、すでに述べたように、私たちの意見は聞き入れられませんでした。
グローバルなフレンドとの交流が、あらゆるタイプのグローバルなポケモンGOトレーナーに対応した自由なものではなくなってしまうので、私たちは悲しみ、取り乱し、落胆しています。
どうか、2度目の「#HearUsNiantic」をお願いします。
あなたのコミュニティと話をしてください。
私たちに話しかけてください。
話し合いをしましょう。
その答えは、リモートレイドの限定性な制限を設けることではなく、地域のコミュニティの集いを促進する豊かなインセンティブ環境を醸成することにあります。
真心を込めて
ポケモンGOコミュニティ
(2/2)
定期的な対話の機会の設定と継続は?
記事全文はこちらです。( https://pokemongolive.com/post/sep-taskforce-update?hl=ja )
2023/5/19までに確認されたその後の動向
日本時間2023/5/19(金)までに確認されたその後の動向についてまとめています。
「Eurogamer」のインタビュー記事
After the Remote Pass nerf, Pokémon Go moves forward with Shadow Raids | Eurogamer.net
→タイトル日本語意訳「リモートパスのナーフ後、ポケモンGOはシャドウレイドを進めます。~「歯を食いしばって乗り越えるしかないと決断した」~」
関連海外掲示板
Eurogamer | After the Remote Pass nerf, Pokémon Go moves forward with Shadow Raids : r/TheSilphRoad
「Dot Esports」のインタビュー記事
→タイトル日本語意訳「Niantic、HearUsNianticの動きとPokémon Goのリモートレイド論争に沈黙を破る」
関連海外掲示板
詳細は原文をご確認ください。
公開書簡原文
Dear Niantic,
We are writing to you on behalf of your customers (the Pokémon GO Community). We want to start off by letting you know that we love Pokémon GO. Not just GO, but the Pokémon franchise in general. We are and always will be passionate, loyal and vocal about our thoughts and concerns. We want Pokémon GO to succeed, and we want to be able to play this game (the game we love) for years to come.
Unfortunately, we, as a whole, feel unheard. Time and time again, our questions go unanswered; Our concerns are not addressed; And most importantly our needs are not taken into proper consideration.
As of now, we are specifically referring to the April 6 remote raid pass update. We do not agree with your decision, and the majority of us want you to know that “Limiting Remote Raids to 5 passes per day” will harm:
– Rural trainers who lack adequate local community support
– Trainers with disabilities who physically cannot get outside to play
– Trainers who have severe social anxiety who struggle mentally to get outside to participate in
in-person raids
-Trainers who work night shifts and cannot participate during the day
– Single parent trainers who are managing children, a household and a career with minimal time to spare
And most importantly of all, the Remote Raid changes will limit our global interaction with our trainers who we have developed tight bonds with over the last 3 years.
Every form of trainer has EQUAL and EVERY right to play and enjoy Pokémon GO.
At the end of the day, the world has evolved since the pandemic. The landscape of working, playing and interacting has evolved and changed. Trainers now work at home. Through the new work/ life dynamic, rich remote communities were built. These communities are just as viable and strong as in-person communities. These communities are unique, special and one of a kind. And we know from the bottom of our hearts that there is equal room to have both types of
communities flourish simultaneously.
(1/2)
If Niantic’s goal is to get trainers outside, reward players significantly for doing in-person raids.
Reward:
– GUARANTEED XL Rare Candy
-Increased lucky friend odds during first time in-person raid interaction
– Offer premium items such as Incubators, Star Pieces, etc from in-person raids
Incentivize the in person raids but do not take away and squander what we’ve built globally over the last 3+ years.
Without remote raids, the opportunity to attend live events to meet with our global Pokémon GO friends will not be as enticing, exciting or robust.
We, as a global community, did not want the remote raid issue to come to this point, but as already mentioned, we are not heard. We are sad, distraught and discouraged because our interactions with our global friends will no longer be free to accommodate for every type of global Pokémon GO trainer.
Please, for the second time, #HearUsNiantic. Talk to your community. Talk to us. Let’s
have a discussion.
The answer is beyond creating scarce limitation for remote raids but creating a rich incentivized environment to encourage local community congregation.
Sincerely,
The Pokémon GO Community.
(2/2)
本件の時系列
2020年04月16日
新しいレイドの参加方法、ポケモンの強化方法、相棒からのギフトなどのアップデート
→「リモートレイドパス」が新しいアイテムとして初登場。
2020年06月02日
新機能:ギフトに貼り付けられるステッカーがまもなく登場!「レイドバトル」にフレンドを招待できる機能もやってきます
→「離れた場所にいるフレンドをレイドバトルに招待する機能」が発表される。
2020年07月16日
「フレンドとよりいっそう交流できる新機能」のひとつとして、「レイドバトルにフレンドを招待できる機能」が実装される。
2021年06月22日
Exploration Bonus Updates Coming to Pokémon GO(Pokémon GO にやってくる探索ボーナスのアップデート ※日本語版での発表は無し)
→アメリカとニュージーランドにて、「一時的なボーナスの削除」と「新しい探索ボーナスの導入」を実行する予告。
→ポケストップとジムへアクセスできる距離が80mではなく40mとなる、など。
2021年08月01日
アメリカとニュージーランドにて、「一時的なボーナスの削除」と「新しい探索ボーナスの導入」を実行。
「ポケストップとジムへアクセスできる距離が80mではなく40mとなる」などの変更が適用される。
この変更を受けて、アメリカとニュージーランドのトレーナーの一部が猛反発。
2021年08月05日23時 1回目の「#HearUsNiantic」
海外のチャンネル登録者数やフォロワーが多数な、いわゆる「インフルエンサー」であるYouTuberやTwitterアカウントを持つトレーナーが、公開書簡を通じて共同声明を発表。
2021年08月06日
A Response To Our Pokémon GO Community(Pokémon GO コミュニティへの返信 ※日本語版での発表は無し)
→「HearUsNiantic」に対して、「We hear you」と回答。
→タスクフォースの調査結果は、次回のゲームシーズンの変更 (日本時間2021年09月02日) までに共有する、と回答。
2021年09月02日
→今後、ポケストップとジムへアクセスできる距離は、全世界で40mではなく80mとします。
→10月からは、隔月で「ディベロッパーダイアリー」を発行し、ゲームの最新の優先事項、イベント、機能などを紹介していきます。
→コミュニティリーダーとの定期的な対話の機会を設定し、継続していきたいと考えています。
→「確認されている不具合」のページの改善にとりくみ、トレーナーの皆様に、既存の不具合の状況をより分かりやすくお伝えしていきます。
2021年10月14日
『Pokémon GO』の体験を向上するためのテストをまもなく実施
2021年10月22日
2021年12月25日
2022年02月26日
2022年03月01日
→2022年3月1日(火)より、移動していない時に「おこう」でより多くのポケモンと出会えていた効果ボーナスを終了
2022年04月26日
ディベロッパーダイアリー:『Pokémon GO』メガシンカの最新アップデートがまもなく登場!
2022年05月20日
→2022年5月23日(月)よりショップにて1ポケコインで交換できるイベントボックスから「リモートレイドパス」が入手できなくなり、代わりに毎回違う道具が手に入るようになる
2022年07月08日
2022年11月03日
開発者インタビュー: 『Pokémon GO』のアート(ディベロッパーダイアリー)
2023年03月11日
『Pokémon GO』のリアルワールドプレイを推進する継続的な取り組みについて
2023年03月31日
『Pokémon GO』の「リモートレイド」に関する最新情報
→リモートレイドパスに関する「値上げ」「回数制限」の仕様変更を発表。
→変更は日本時間2023年4月7日(金)午前3時から。
「Eurogamer(ユーロゲーマー)」がナイアンティック社の「Pokémon Go VP」であるEd Wu(エド・ウー)氏のインタビュー記事を公開
→「Eurogamer」は、ビデオゲームに関するニュースやレビューを取り扱うウェブサイト
→Ed Wu(エド・ウー) 氏は、ナイアンティック社のベテラン開発者であり、「Pokémon Go VP」(ポケモンGO ヴァイスプレジデント)の役職に就く人物。
→詳細は記事全文でご確認ください。
2023年04月04日23時 2回目の「#HearUsNiantic」
「リモートレイドパス」の仕様変更に対して、チャンネル登録者数やフォロワーが多数な、いわゆる「インフルエンサー」であるYouTuberやTwitterアカウントを持つトレーナーが、公開書簡を通じて共同声明を発表。
リモートレイドパスの使用変更内容
→525÷3=1枚あたりは175ポケコイン。
→3/31(金)時点は3個セット300ポケコイン。1枚あたりは100ポケコイン。セット価格で1枚あたり75ポケコインの値上げ。
・「リモートレイドパス」1個の価格が、195ポケコインに変更されます。
→3/31(金)時点の1個価格は100ポケコイン。1枚あたり95ポケコインの値上げ。
・「プレミアムバトルパス」3個セットがショップに新規登場(価格は250ポケコイン)
→250÷3=1枚あたりは約84ポケコイン。
→3/31(金)時点の1個価格は100ポケコイン。1枚あたり約16ポケコインの値下げ。
→3/31(金)時点は「無制限」
・特別なイベントではこの参加可能数の上限を変更し、引き上げる可能性がある。
・「リモートレイドパス」を3つ所持している状態で「大発見」で「リモートレイドパス」を獲得した場合、代わりに「プレミアムバトルパス」を受け取ることができる。
→「リモートレイドパス」でレイドバトルに参加した際、本来はダメージ量が減少する仕様。
→現在は「シーズン10:ライジングヒーロー」のシーズンボーナスとして「遠隔参加のレイドバトルでダメージアップ」が適用されています。
→このボーナスについて、恒久化、または変更、撤廃の言及はありませんでした。
・1つのレイドロビーでリモート参加できるトレーナーの最大人数
→1つのレイドバトルには最大20人が参加でき、その内「リモートレイドパス」で参加できるトレーナーの人数は限られています。
→3/31(金)時点では「最大5人のトレーナーがリモートレイドパスを使用して同じレイドロビーに参加できますが、この数は指定された期間中に一時的に調整される場合があります」と発表されていて、2020年4月28日(火)の実装以降、リモートレイドパスで参加できる人数は「5人」→「10人」に一時的に増加されています。
→今回は言及されませんでしたが、今後変更される可能性があります。
トレーナーの皆さん
『Pokémon GO』の「リモートレイドパス」に行われる変更についてお知らせいたします。この変更は、ゲームバランスを調整し、『Pokémon GO』をトレーナーの皆さんに長きにわたって愛されるゲームにするためのものです。
詳細はブログでご確認ください。
【ブログ】
2020年の「リモートレイドパス」導入以降、『Pokémon GO』のプレイ体験は開発チームが予想だにしない形で大幅に変化しました。獲得できる「アメXL」の増量やその他の新要素は、友人や家族、コミュニティと一緒に現地で『Pokémon GO』をプレイすることをさらに奨励する施策のうちの2つです。
「リモートレイドパス」は今後も『Pokémon GO』の一部として存続させる予定です。ですが今回の変更は、『Pokémon GO』を長い目で見た際に必要となるものであり、決して安易に行うものではありません。『Pokémon GO』という他に類のない体験を維持し、今後も充実させていくという目標に向けた不可欠なステップとして、『Pokémon GO』がこれからも皆さんに楽しまれ続けるようなゲームになるよう取り組み続けていきます。
リモートレイドパスに関する変更発表|リモートレイドパス値上げ、1日5回までの回数制限、「大発見」でリモートレイドパスが獲得できることがある、などの記事はこちら