『ポケットモンスター ソード・シールド(ポケモン剣盾)』の通信対戦で活躍が見込めるポケモン「バチンウニ」の育成論です。今回は特殊耐久を大きく上昇させる「とつげきチョッキ」を持たせ、特殊への後出しを意識した「チョッキバチンウニ」をご紹介します。
バチンウニの概要
バチンウニ でんき | ||||
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HP 48 | 攻撃 101 | 特攻 91 | 合計 510 | |
防御 95 | 特防 85 | 素早 15 | ||
特性 ひらいしん エレキメイカー |
タイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | じめん |
0.5倍 | でんき ひこう はがね |
0.25倍 | なし |
無効 | なし |
両刀向けの種族値、先制技込みの広い技範囲、特性の「エレキメイカー」による一致火力上昇で物理、特殊どちらのアタッカーとしても活躍出来るポケモンです。
耐久が並程度、素早さが極端に低いので、どんな状況でも全抜きを狙えるエースという役割ではありませんが現状ガラル地方では固有となる特性からアタッカー+味方の火力サポート、積み技+回復技による積みアタッカー、耐久調整から環境に居るポケモン狩りなど幅広い活躍が望めます。
今回は幅広い技範囲と、特殊に対して比較的有利な耐性を活かしたチョッキバチンウニの育成論をご紹介します。
バチンウニの技候補
びりびりちくちく
でんき びりびりちくちく
タイプ一致のメインウエポンです。威力も高くなく、追加効果もそのままだと活かしづらいですが物理一致技は他に選択肢が多くありません。
ふいうち
高火力の先制技です。特性でエレキフィールドを展開出来るのでサイコフィールドの先制技不可を受ける状況を能動的に無効化出来ます。
積み技、回復技など、相手が攻撃技以外の選択肢を取った際の行動も用意しておくと有利な読み合いが発生し、より活きてくる技です。
アクアブレイク
みず アクアブレイク
電気技を受けに来た地面タイプに抜群を取れるサブウエポンです。
追加効果の防御ダウンも物理型であれば有用です。物理地面技は基本的に確定耐えが厳しいので、活用には読みが必要になります。
しっぺがえし
後攻の際に威力が上昇します。バチンウニは素早さが非常に低く、相手が優先度の低い技を使用してない限りは十分に発動が見込めます。
電気を半減する相手には等倍であれば一番安定して威力が高くなる技ですが、刺さる相手が多くないので環境と相談して採用しましょう。
のろい
攻撃と防御を上げ、素早さを下げる積み技です。
元から非常に鈍足なので速度低下は気にならず、先制技も持っているので攻撃上昇が活かしやすいです。
耐久も並みな事から積む隙を自分で作りづらく、突破力が跳ね上がるわけでもないのでやや耐久よりの育成をした際に採用が見込める技です。
じこさいせい
ノーマル じこさいせい
相手の「ふいうち」読み補助技などに合わせて使う、耐久相手に使うなど仕込んでおくと使える場面が出てくる技です。
こちらも耐久寄りに育成した際に特に採用が見込める技です。
バチンウニの持ち物候補
いのちのたま
攻撃性能が上がり、削りや先制技でのトドメが刺しやすくなります。
耐久数値もかなり厳しいので、遂行技+「ふいうち」込みでの火力調整が望まれます。
とつげきチョッキ
道具 とつげきチョッキ
補助技の採用は出来なくなりますがダメージレースに強くなります。特殊に後出ししての削りなどの役割を持たせたいのであれば非常に有用な持ち物です。
特殊アタッカーのダイジェットなどに合わせて交代させる事が出来れば最小限のダメージで対面させ、そのまま高い特殊耐久で攻めて行けるようになります。
オボンのみ
バチンウニの若干物足りない耐久を補ってくれます。発動のしやすさから腐りづらく、後出しに使いたい際、耐久調整をしたい際など様々な型で役立ちます。
バチンウニの育成例
性格 | いじっぱり(攻撃↑特攻↓) |
努力値 | H252 A164 D92 |
火力
びりびりちくちく※エレキフィールド込み | H4振りトゲキッス | 100.6~119.2%(確定1発) |
HB特化ドヒドイデ | 53.5~62.4%(確定2発) | |
ふいうち | H4振りドラパルト | 53.6~63.4%(確定2発) |
アクアブレイク | H4振りドリュウズ | 67~80%(確定2発) |
ミサイルばり※1発あたり | 無振りサザンドラ | 16.7~20.3%(乱数5発) |
耐久
C特化トゲキッスのダイフェアリー | 50.9~60.6%(確定2発) |
C特化トゲキッスのダイジェット | 25.1~30.3%(確定4発) |
C252サザンドラのC↑↑りゅうのはどう | 62.5~74.1%(確定2発) |
C特化ロトムのハイドロポンプ | 39.3~47%(確定3発) |